今週のお題「冬の体調管理」に何か特別なことをやっていますか?私は冬になるとコーヒを減らしてその分紅茶を飲むようにしています。
以前からテレビなどでも紅茶がインフルエンザ予防に効果があると放送されていますね。三井農林の研究プロジェクトでも以下のように紹介されています。
インフルエンザ対策によいとされている飲み物や食品成分について、インフルエンザウイルスを無力化(細胞への感染を阻止)する能力を比較してみました。その結果、紅茶はインフルエンザウイルスを無力化する能力が高いことが分かりました。一方、インフルエンザ対策として多く飲用されている生姜湯、乳酸菌飲料、ビタミンC飲料は無力化する能力が紅茶に比べ低いことが分かりました。
引用:三井農林の研究プロジェクト
紅茶を美味しく入れるためにポットを用意して茶葉を入れてティーポットカバーをかけて蒸らすなんてちょっと面倒ですよね。
そしてイギリスでも毎日丁寧に紅茶を入れるなんて一部の人しかやっていないんじゃないでしょうか? ロンドンに住んでいる友達もよく紅茶を飲みますがティーパックを使いますし、マグカップに直接お湯を注いで飲んでいます。
でもそこにちょっとしたイギリス人のこだわりがあるのでご紹介します。
この2点だけです。
水道から勢いよく入れた水を沸騰させる
勢いよく入れることで水に空気をたくさん含ませます。沸騰したてのお湯を使います。カップにお好みのティーパックを入れて沸騰したお湯をすぐに注いでください。(汲み置きした水や再沸騰させたお湯を使うことはありません)
必ず蓋をする
茶葉をよく蒸らすために必ず蓋をします。マグカップなどは蓋がないので適度なサイズのお皿で蓋をしています。イギリス人の友人は外出先のコーヒーショップで紅茶を頼んで、紙カップにお湯とティーパックが入っているような時でも必ず何かで蓋をしています。(何もない時は手でやってたかも笑)
紅茶は硬水のほうがいいと言われてますが風味を楽しむのであれば軟水がお勧めです。硬水で入れた紅茶は色も濃くどっしりとした味になるのでミルクティーに向いています。イギリスでは紅茶にミルクをたっぷり入れて飲むことが多いですがインフルエンザ予防にはミルクを入れない方がいいみたいですね。
タンパク質を多く含むミルクティーでは感染防止効果が激減してしまいます。これは紅茶ポリフェノールがウイルスのスパイクよりも先に乳タンパク質と結合してしまうからです。一方、レモンティーでは効果が強まることが知られています。
引用:三井農林の研究プロジェクト
ちょっとしたお菓子も添えて「紅茶の時間」を取ることで気分転換やリラックスも出来るので体調管理にも役立っていると思います。そしてイギリス人にとってもティーサロンでアフターヌーンティを頼むのはちょっと贅沢したいときだけみたいですよ。
リラックスといえばハーブティも思い浮かびます。私は夏になると生のミントを使ってミントティを入れます。ミントは植木鉢などでも育てやすい植物です。その増え方は雑草のよう。これをよく洗いカップに入れて熱湯を注ぐだけです。冬場の生ミントが手に入らない時はティーパックでも飲んでいます。
ちょっと贅沢したいときには工芸茶。これは透明のポットに入れて綺麗な花が咲くのを眺めながらゆっくり味わいたいお茶です。熱湯で入れてその後さし湯をしながら3~4杯は飲むことが出来ます。
紅茶がインフルエンザ予防に効果があると注目されていますが、紅茶に限らずに喉を乾燥させないことが大事です。
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