Sloth Diary

ペットと旅行と美味しいもの、たまに毒を吐きジャニーズについて叫ぶブログ

ベートーベンの家 ハイリゲンシュタット遺書の家がリニューアル

ベートーベンLudwig van Beethovenは生涯で60回~80回の引っ越しをしたと言われています。その理由は創作活動のためとか短気で隣人トラブルが絶えなかったなど諸説あるようです。私も若い頃は引っ越しをして気分を変えるのが好きだったけど、56年の生涯で60回~80回というのは凡人には理解できません(;'∀')

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ハイリゲンシュタット遺書の家

ここウィーンのハイリゲンシュタット遺書の家はベートーベンの聴覚が低下して温泉療養などを試みたけれど聴覚が戻らなかったことに絶望して弟と甥に宛てた遺書「Heiligenstädter Testament」を書いた家です。

 

以前は見れる部屋も少なく展示スペースも不十分だったようですが近年リニューアルされて見ごたえのある博物館となっています。

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Ludwig van Beethoven


ハイリゲンシュタット駅前から38Aのバスで5~6分、アルムブルスターガッセAmbrustergasseのバス停で下り徒歩5分くらいの閑静な住宅地の中にその家がひっそりとあります。入場料7€でしたがVienna City Caed(旅行者用の交通カード)を提示することで5€になりました。

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ハイリゲンシュタット遺書の家

いくつかの小部屋に分かれてベートーベンのゆかりの品や絵画などを展示している博物館となっています。その展示方法がなかなかユニークで大人はもちろん子供でも楽しめる作りになっていました。

 

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これは楽譜通りに押さえると音楽が鳴り始める鍵盤(と夫のおとくんの手)です。他にもレコードみたいなものを回して音楽を奏でるなど体験型の博物館でした。

 

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ちょっと写真では切れてしまっていますがベートーベンのピアノはペダルが5本あります。ダンパーペダル、シフトペダル、ピアノペダル、ピアニシモペダル、そしてファゴットペダルだそうです。ピアノでファゴットのような音色とはどんな風に聞こえるのでしょうね? もちろん触ることが出来ないので確かめることは出来ません。

 

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展示物は年代やテーマごとに、6つの部屋に分かれて展示されていました。6つ目の部屋にはベートーベンのデスマスクが展示されていたのですがなぜか写真に残っていません。見入ってしまい撮り忘れたのかも?いや撮ったはず・・・Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

 

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この博物館から北へ10分弱歩いた小川沿いにはベートーベンの散歩道Beethovengangがあります。天気が良ければいい探索コースだということで次回はそちらにも足を伸ばしてみたいですね。

 

ハイリゲンシュタット遺書の家Beethoven Museum

入場料 大人7€ Vienna City Caed提示で5€ 学生 5€ 18才以下 無料

営業時間 10:00~13:00 14:00~18:00

休館日 月曜日 一部の祝日

 

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