ウィーンで生まれたフンデルトヴァッサーは日本人女性と結婚していたこともある芸術家で、国内の有名なところでは大阪の舞洲ゴミ焼却場などを手掛けた建築家です。
これはフンデルトヴァッサーが自ら設計した美術館です。2階3階が美術館になっていてフンデルトヴァッサーの絵画や建築物の模型が展示されています。1階にはカフェとお土産が買える売店などがあります。
開館時間は10:00~18:00 常設展は11€となっています。
美術館の中の作品は撮影禁止なのでエントランスのところだけしか内部の写真が無いのですが、床や階段も平らではありません。結構歩きにくいです。例えて言うならでこぼこの土の上を歩いているような感覚です。
「自然の中に唯一存在しないものが直線である。社会や文化が存在しないこの直線に基づいているとすれば、やがてすべては崩壊するだろう」
と、フンデルトヴァッサーは言ってます。定規で引いたような直線を嫌っていたためこの建物のなかもすべて曲線で出来ていました。階段なども曲線、壁も床からそのまま垂直に立っているわけではなく必ずデコボコしています。
次はこの建物を裏側から
1階がカフェになっています。ウィーンのカフェには必ずワインやビールもあるのでついつい昼間から飲みたくなってしまいます(;^_^A
ここから徒歩7、8分くらいのところにフンデルトヴァッサーが手掛けたウィーンの公共住宅があります。実際に市民が暮らしているところなので中を見ることは出来ませんが外観だけでもかわいいです。
その向かいには土産物やカフェなどが入るフンデルトヴァッサーヴィラージュがあります。
ウィーンのシュピッテラウ焼却場は路面電車から。
ちらっと中心に高い煙突が
フンデルトヴァッサーハウスを見学して、まだ行ったことのない大阪の舞洲ゴミ焼却場も見てみたくなりました。
舞洲ゴミ焼却場についてはmannie522さんのブログを読ませていただきました。
フンデルトヴァッサーハウスとその周辺は半日もあればゆっくり見て回ることができます。