シンガポールの中心地オーチャードやマリーナエリアとは全く別の顔を見せるカトン地区。高層ビルは少なくプラナカン様式の可愛い建物が多いシンガポールの隠れた観光地です。カトンでお勧めのラクサとバクテーのお店を紹介します。
- 328カトンラクサ 328 Katong Laksa
- ザ・オリジナル・カトン・ラクサ The Original Katong Laksa
- 新興肉骨茶 Sin Heng Claypot Bak Koot Teh
328カトンラクサ 328 Katong Laksa
ラクサはマレーシアやシンガポールで食べられるニョニャ料理を代表する麺です。328カトンラクサは観光本にも載っているお店なので観光客でも入りやすいです。久しぶりに行ったらお店も綺麗に改装されセルフサービスになっていました。
魚介の出汁とココナツミルクにスパイシーな風味が絶妙なハーモニーで後を引くスープです。左端に見える付属のタレで味を調節しながらいただきます。店構えが変わって味も変わったような・・・汁も少しぬるいし貝は半生な気もする。ちょっとお腹の心配をしつつ店を後にしました。以前は美味しいお店だった。うーーーん今日がたまたま運が悪かったのか謎です。
ザ・オリジナル・カトン・ラクサ The Original Katong Laksa
ここは観光本だとマリンパレードラクサという名前で出ているかもしれません。グランドメルキュールロキシーホテルの1階ににある小規模なフードコートの中の1軒です。朝8時頃から開いてますが無くなり次第終了なので夕方行くとお店が開いてない場合があるので要注意です。
スープに何回も麺を通してアツアツになった所でどんぶりに注ぎます。作ってくれてるおばちゃんの動きも年季が入っています。私はこっちのザ・オリジナル・カトン・ラクサ(マリンパレードラクサ)がお勧めです。
どちらのお店も大雑把にどんぶりに盛られていて汚らしく見えますが、ラクサはどんぶりを使って麺を洗うようにスープに通すためでドンブリが汚いわけではありません(*'▽')
新興肉骨茶 Sin Heng Claypot Bak Koot Teh
バクテー漢字で書くと骨肉茶と書きます。ぶつ切りの骨付き豚肉を煮込んだスープ料理で白いご飯と一緒にいただくといくらでも飲めてしまうスープ。この料理もシンガポールやマレーシアでよく食べられるものですが、ここSin Heng Claypot Bak Koot Tehはシンガポールでは珍しくマレー系の黒いスープのバクテーが食べられるお店です。
地元の方もよく訪れるお店なので時間帯によってはかなり混んでいます。それ以外の時間帯は空いているので(めっちゃ混んでる時もあるのでなかなか読めない・・・)その辺りを狙って行くのが良いと思います。中心街にあるチェーン店とは違いなかなかローカル感のあるお店でバクテー以外のメニューも値段がお手頃です。
これも料金は失念してしまいましたが海老なのに安いです。ローカルなお店なので食べた後の骨を入れるバケツなども無いですがテーブルの上に無造作に置いちゃって大丈夫ですよ。バクテーはどうしても手づかみで食べることになるので手が汚れてしまいます。このSin Heng Claypot Bak Koot Teh、店内はレトロな雰囲気ですがトイレは綺麗なので安心して手を洗いに行ってください(*'▽')
カトンはMRTの駅から遠く炎天下歩くのは辛いのでバスが便利です。現在工事中のMRTイーストコースト線が開通すれば(カトン地区開通は2023年予定)今よりもっと行きやすくなるでしょう。
私はこの黒いスープのマレー系バクテーが一番好きなのですが、シンガポールでは胡椒が効いたシンガポールバクテーのお店が多いです。次回はシンガポールバクテーのお店をご紹介します。
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