台北の街を見下ろすように建つ宮殿のようなホテルがグランドホテル台北(圓山大飯店)です。高速道路からも良く見えるので台北に行った人は見たことがあるかもしれません。私もこの建物を見るたびに泊まってみたいと思いつつなかなか実現しなかったのは立地が不便そうだったからです。
今回ここに宿泊することに決めたのは観光よりホテル周辺でゆっくりする大人の女子旅(すでに女子という年齢ではないが・・・)をしようと決めていたから。8月の子連れ旅で宿泊したのはこちらの台北101に近いホテルです。
立地は良くないが不便さは感じない
最寄りの駅はMRT淡水信義線(赤い路線)の劍潭駅です。私自身歩いてはいないのですがグーグルマップで調べたところ徒歩12分と出てきます。しかしこのホテル丘の上に建っているので急な坂道とどう考えても車専用と思える道で歩きたい雰囲気の道ではありません。
ホテルでは圓山駅や剣潭駅まで無料送迎バスを出しているので駅が遠くてもあまり不便は感じません。ただ駅からホテルへ向かうバスはいつも混んでいるので出発時間ギリギリだと満員で乗れない場合もありそうです。
台北はタクシー料金が安くメーター制で利用しやすいため最寄りの駅や夜市からホテルへ戻る時はほとんどタクシーを使いました。その際もこのホテルの写真を見せるだけですぐに運転手さんにわかってもらえるのはとても楽ちんで料金も士林夜市や圓山駅から乗って80~100台湾ドル程度、日本円に換算すると400円以下です。
お部屋はバルコニーが広ーーーいスイート
予約サイトからとったお部屋はホライゾンスイートだったのですがコーナースイートに案内されました。66㎡の予定が92㎡の部屋になり家具がゆとりを持って置かれています。普段ちまちま暮らしているのでなんとも落ち着かない広さですが写真では伝わらないのが残念。いつも狭い部屋を壁のギリギリから撮影しているので広いとどうやって撮ったらいいのやら(;'∀')とにかく広いです。
ミネラルウォーターは4本、ネスプレッソも毎日補充されています。
ホテルを遠くから見た時でも目を引く立派なバルコニー。ここに立つとこのホテルを選んで良かったと思える景色が眼下に広がります。仕切りのないバルコニーは遥か向こうまで見渡せる解放感。みんなが外に出たらかなり気まずいかな(;^_^A でもここから見える夜景も素晴らしいです。コーナースイートなのでL字に広がるバルコニーは鬼ごっこが出来そうなほど広かったです。
隣には寝心地のいいベッドがゆったりと置かれたベッドルームとそこからつながるクローゼットと謎の小部屋。ベッドルームが角部屋になっているのでカーテンを開けたときの解放感が素晴らしいんだけど残念なことに昼間の写真を撮っていない(-_-;)
改装され新しい綺麗なバスルーム
改装されているので古いホテルだけど水回りは新しく大き目のバスタブと使いやすいシャワーヘッドが付いたシャワーブースがある。シャワーの水圧もちょうどいい。アメニティはスイスのショパール。素敵な香りでテンション上がりますヾ(*´∀`*)ノ
ホテル内にはコンビニも
ホテル内にはファミリーマートがあります。とはいえやたら敷地が広いホテルなので遠いです。泊まった棟とは別の棟にあるので渡り廊下を上ったり下ったり。自宅最寄りのコンビニより遠いわ(;'∀') でもこれのおかげで部屋飲み用のビールやワインも買うことが出来て重宝しました。
プールも宮廷建築様式
大きく水深も深いプールがあります。ホテルの正面ロビーでプールの場所を聞くと「次のバスの時間は・・・」と案内されプールまでバス?と思いましたが歩いても行くことが出来ます。プールの敷地入口で部屋番号を書いて中に入ると10月後半ですが泳いでいる人もいました。かなり真剣に泳いでいる感じでぽちゃぽちゃ水遊びという雰囲気ではありません。小さいプールは水深の浅い子供用です。真夏はまた違う雰囲気かもしれないですね。
まとめ
初めてこのホテルを見たのは今から20年以上前にツアーで行った台北旅行のバス移動中です。添乗員さんが車窓から案内してくれた歴史ある圓山大飯店(宿泊は別のホテルだった)にいつかは泊まってみたいと思っていました。
数年前には大規模改修工事があったので古くても快適なホテルです。懸念していた立地も送迎バスやタクシー利用と割り切ってしまえば問題ありませんでした。世界の有名ホテルチェーンに宿泊すれば安心感はありますが、中国の宮廷建築様式のゴージャスなグランドホテル台北(圓山大飯店)は一度は泊まってみて損はないホテルだと思います。景色を楽しむならバルコニー付きのシティービューがお勧めです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。