ウィーンに来てから安価なワインを頼んでもだいたい美味しいワインが出てきます。ホイリゲとはウィーンでその年に出来たワインのことを指すのですが自家製のワインと簡単な料理を提供する酒場もホイリゲ、最近では自家製ではなくともホイリゲと料理を提供するお店もひっくるめてホイリゲと言うそうです。ウィーン中心部からそう遠くないグリンツィング(Grinzing)に観光客でも入りやすい(英語メニューがある)ホイリゲが何軒かあります。
有名なホイリゲではマイヤー(Mayer am Pfarrplatz) 観光本にも出ているツム・マルティン・ゼップ(Zum Martin Sepp) ヴェルナー・ヴェルザー(Werner Welser)などいろいろありますが、どこもHeiligenstadt駅から38Aのバスかウィーン中心部から38番の路面電車で行くことが出来るので観光客でも公共交通機関で行きやすいところにあります。 その中から今回、2軒のホイリゲへ行ったのでご紹介します。
ツム・マルティン・ゼップ(Zum Martin Sepp)
この店はランチタイムから営業しているので私のように早い時間から行動したい人にお勧めです。ここに伺ったときちょうど外装が工事中だったので外観の写真がありませんが入口はこんな感じでワインが並んでいます。
アラカルトで注文することも出来ますがブュッフェがあったのでそちらを頼んでみました。サラダブュッフェsalatbuffetが5.7€と8.9€の2種類。何が違うのか店員さんに聞いてみると小さい皿が5.7€で大きい皿が8.9€だと言ってる(ような気がするたぶん・・・)
サラダブュッフェsalatbuffetと書いてあるが奥にあるお肉コーナーのものも自由に頼めるようで、あとからこれダメあれダメと言われると面倒なので8.9€の方を注文しました。もっと語学力があれば5.9€で済んだかもしれないのに( ;∀;)
ワインはホイリゲを注文すればジョッキの白ワインが出てきますが、あまりお酒が強くないので3種飲み比べセットを頼みました。どれもこれも美味しい(≧▽≦)語学力も無ければ語彙力も無い…
ブュッフェからお好きなものをお好きなだけ
お肉類は指差しで注文できます。他にもいろいろ種類がありもっと食べなさいとは言ってきますが、そう食べられるものではありません(;'∀') これ写真で見るよりはるかに多いです。端に見えるピーマン(巨大パプリカ)の肉詰めが日本のピーマンの3倍くらいのサイズなのでそう思ってみていただけると全体のサイズが分かって頂けるでしょうか???お味は日本人の口にもあう食べやすい味付けでした。
ラントハウス・グリンツィング(Landhaus Grinzing)
このお店はホイリゲというよりはワインレストランです。とても雰囲気の良いお店で地元の人が犬を連れてランチに来ていました。
まずはホイリゲを注文しました。ジョッキで出てくるものと思っていたらワイングラスで登場。
やばい…どこのワインも美味しい。語彙力も味覚もホントに・・・(;^_^A ホイリゲで飲まれるのはおもに白ワインなのですが赤ワインも注文。赤も美味しい(≧▽≦)
頼んだお料理はこちらです。本当に量が多いです。写真では伝わりづらいですが4人でシェアしてもいいんじゃないかと思う量なんです。
本当に美味しいんだけど食べきれず無念…しかし、デザートは別腹です。
素朴な見た目ですが、酸味があって甘すぎず食後のデザートにぴったりでした。
どちらのお店も昼間行ったのですが機会があれば夜も行ってみたいお店です。